一般社団法人 不動産ビジネス専門家協会

明日の不動産ビジネスを切り拓く 不動産ビジネス専門家協会

平成27年度 問34

宅地建物取引業法の規定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

 

1 「宅地建物取引業者は、取引の関係者に対し、信義を旨とし、誠実にその業務を行わなければならない」との規定があるが、宅地建物取引士については、規定はないものの、公正かつ誠実に宅地建物取引業法に定める事務を行うとともに、宅地建物取引業に関連する業務に従事する者との連携に努めなければならないものと解されている。

 

2 「宅地建物取引士は、宅地建物取引業の業務に従事するときは、宅地建物取引士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない」との規定がある。

 

3 「宅地建物取引士は、宅地建物取引業を営む事務所において、専ら宅地建物取引業に従事し、これに専念しなければならない」との規定がある。

 

4 「宅地建物取引業者は、その従業者に対し、その業務を適正に実施させるため、必要な教育を行うよう努めなければならない」との規定があり、「宅地建物取引士は、宅地又は建物の取引に係る事務に必要な知識及び能力の維持向上に努めなければならない」との規定がある。

解説

正解 4

 

1 誤り。第15条に規定されている。

 

【宅地建物取引業法】

(宅地建物取引士の業務処理の原則)

 

第15条  宅地建物取引士は、宅地建物取引業の業務に従事するときは、宅地又は建物の取引の専門家として、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実にこの法律に定める事務を行うとともに、宅地建物取引業に関連する業務に従事する者との連携に努めなければならない。

 

2 誤り。宅地建物取引業の業務に従事するときに限らず、信用又は品位を害する行為をしてはならない。

 

【宅地建物取引業法】

(信用失墜行為の禁止)

 

第15条の2  宅地建物取引士は、宅地建物取引士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない。

 

3 誤り。そのような規定はない。

 

4 正しい。 第31条の2に規定されている。

 

【宅地建物取引業法】

(従業者の教育)

第31条の2  宅地建物取引業者は、その従業者に対し、その業務を適正に実施させるため、必要な教育を行うよう努めなければならない。