暑さ厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、不動産会社による「囲い込み」問題がマスコミに取り上げられておりました。
「囲い込み」とは、物件の売却の依頼を受けた不動産会社が、他社からの問い合わせに対して「既に契約予定となっている」などと偽って紹介を拒むことであり、自社の利益を優先し、顧客である売主に不利益を与えかねない行為です。
もとより違法な行為ですが、残念ながら長年にわたり行われていた業界の悪弊の一つであります。
「自浄作用が働かないのであれば規制を強化するほかない」という話になるわけですから、業界団体だけでなく、個々の企業においても、コンプライアンス意識の向上にもっと真剣に取り組むべきだろうと思います。
当協会としましても、コンプライアンスに関する研修等を通じて、不動産業界の健全な発展に貢献してまいりたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。